2008-01-01から1年間の記事一覧

1123

私が貴方に「好き」と言うのは、 貴方に「好きだ」と言われたいから。

1122

4匹のおたまじゃくしがいました。 花子ちゃんと太郎くんと おたまじゃくしちゃんとおたまじゃくしくんです。 花子ちゃんは太郎くんが好きで、 太郎くんは花子ちゃんが好きで、 おたまじゃくしちゃんはおたまじゃくしくんが好きで、 おたまじゃくしくんはおた…

1121

このまま放っておいたとしても いつか離れる貴方の手なら 今意識的に放したい

1120

いつか出会うだろう貴方が言う。 「僕に出会うまで頑張れ。 頑張れ頑張れ」と繰り返す。 「頑張る」と私は答える。 私は私に答える。

1119

長生きしたいとは全く思わないけれど、 きっと自分は長生きするのだろうと思う。 あと50年生きるのだろうと想像すると、気が遠くなる。 50年が一瞬にして過ぎてくれないものだろうか。 親を失う哀しさを味わわなくてよいように、 独りで進むその道のりを歩か…

1118

あの時の貴方の唯一のジョークこそが 貴方の本音だったのだと今ならわかる 今ならわかるのに つまらないジョークだと笑わなかった もしあの時わかっていたら私は笑った ちゃんと笑ったのに あの時の分だよと笑いたい 貴方の目の前で、あの時の分だよと

1117

魂を擦り合わせて話そう 痛くも痒くもない 何の差し障りもないような話じゃなくて 魂が擦れ合って痛むような そんな会話ばかりがしたい 貴方の魂と私の魂とが 引っ掛かり合って痛むような 貴方がそこに居るとわかるような 私がここに居るとわかるような そん…

1116

「一瞬たりとも無駄な時間は過ごしたくない」 と、椅子に寄り掛かりながらのんびりと思う。 こんな時間こそが無駄なのだろうけど、 「人生に無駄な時間などないのだ」 と、今度は畳に寝転びながらのんびりと思う。

1115

頑張り続ければ夢が叶う、んじゃない。 夢が叶うまで頑張れるか、どうか。

1114

いつも真昼の星を想っていた。 見えもしない真昼の星を見ようと思っていた。 だけど今は想わないし、思わない。 今の私が想うものは何だろう。 今の私が見たいものは何だろう。 今の私を支えるものは何だろう。 もうそれは真昼の星ではないと そのことだけは…

1113

あるところに 『せんそう』という おそろしい かいぶつが いました。 『せんそう』は おおきくなったり ちいさくなったり くろくなったり ちかちかまぶしくなったり ひとを きずつけたり ころしたり そして たまに うつくしく みえたりします。 『せんそう』…

1112

心が「会いたい」と言った そのすぐ後に 頭が会わない方がいい理由を 並べ立てる 「そうだ、会わない方がいいんだ」 と 心はいつも頭に負ける

1111

春だから嬉しいとか 秋だから淋しいとか そういうこともあるけれど 君に会いたいと想うのは 夏だからじゃない 君に会えたらと願ってしまうのは 夏だから じゃない

1110

ありがとう さようなら 覚えてる? 私が一番言いたいことは 今言っていることの二つ隣 それでも ありがとう さようなら 幸せでいて 誰よりも

1109

問題は 飛べるか 飛べないか ではなく 飛ぶか 飛ばないか

1108

もしこれが 恋じゃないなら笑っちゃう

1107

これはただもうひたすらに 君に好きだと伝える為だけの人生

1106

誰かに読まれたがっていない物語が 誰にも聴かれたがっていない歌が もし 在るのなら僕は読んでみたい 僕は聴いてみたい

1105

「頑張ろう」とか そんな言葉はもういいよ頑張るのは当たり前 辛いのも苦しいのも当たり前当たり前の話はもういいよ その後の話をしよう 未来の話をしようよ

1104

いつも貴方は 未来よりも遠い

1103

「元気な時だけ会いたい」 と貴方は言う。だけどだけど 元気なのだけが貴方なの?元気な時だけ、貴方なの?

1102

母さんリスが子リスの部屋の掃除に来ました。 子リスはたいこを叩いています。「あら、ぼうや。今日はピアノを弾かないの?」「ピアノなんか、もう ひかないよ」 子リスは怒っているようです。「あら、どうして弾かないの?」「そのピアノ、おとが ならない…

1101

あの山に登りたいんだ。 でも、あの山は高過ぎて 頂上には辿り着けそうもない。 きっと僕にはハイキングどころか、 ピクニックしかできない。それなら、それならこの山の頂上を目指そう。 この山なら登れる気がする。でも今日は、 あの山でピクニックをしたら…

1100

もし、世界中の人が君だったら、 僕は世界中の人を好きになる。 もし、世界中の人が君だったら、 僕は世界中の人に好かれたくなる。 それはきっととても疲れることだろう。 それでももし、世界中の人が君だったら、 僕は世界中の人に優しくできる。 世界中の…

1099

僕に人生がふたつあったら ひとつ君にあげたい。僕の人生はひとつだけど それを君にあげたい。

1098

「もう駄目だ」と思った後で、手放すか、 手放さないか。手放せるか、 手放せないか。

1097

私は平均値でいたい。 みんなが個性を求めるこの時代、 平均値こそが個性だと思うから。私は平均値でいたい。ただ、そんなことを願わなくても、 私は平均値。