2000-11-01から1ヶ月間の記事一覧

0134

死んだ人は、もう、遠くに行かない。 −−−− だから、 今、隣に居る私を、ちゃんと見て。 私が、ずっと傍に居るなんて、思い込まないで。 死んでしまった人は、 此れ以上、離れて行かない。 今、一番近くに居る私は、 離れて行くかもしれないんだよ。

0133

積み重なった偶然が、 何時しか、必然になり、 そして、確信となる。 −−−− 此れは必然の出来事だ、なんて、 最初は気付かない。 偶然を、此の手で必然に変える。

0132

ずっと新米でも良い、と思う。 だって、美味しいから。 −−−− だけど、矢張り、 新米で居続ける事は出来ない。 年を重ねる事で、古米になって、古古米になって。 其れでも、 出来る限り長い間、美味しく居続けよう。

0131

気持ちだけでは何も変えられないけど、 僕を動かすのは、何時だって、僕の気持ち。 −−−− 世界は動かせないけれど、 自分位は、動かせる。

0130

じっと星を見詰めていても、 星が進んでいる様には見えなくて。 進んでいないのかな、て、 そう思った。 だけど、 ふと見上げた空の星は、 さっきまでとは違った場所に在って。 進んでいるんだな、て、 そう思った。 −−−− 秒針みたいには進めないけど、 時針…

0129

『電車』 与えられたレールの上を、 決して逸れずに進むから、 せめて夢は、好きに見させて。 −−−− 全てを奪われたとしても、 心だけは、僕の物。

0128

信号が、点滅しているけど、 走らずに、次、渡ろう。 其の方が、君と長く一緒に居られる。 −−−− 君に会いに行く時は、 青信号が、僕の天使。 君を家に送る時は、 赤信号が、僕の天使。

0127

『雨傘』 偶には僕も、晴れた空を仰ぎたい。 −−−− 雨に強いから、雨傘なんだけど、 決して、雨を好きな訳じゃ無いんだ。 確かに、雨を気持ち良く感じる事も在る。 だけど、僕だって、 青空に包まれてみたいし、 誰かに雨から守って欲しいよ。

0126

『凄さ』 偶然>必然 −−−− 待ち合わせをして会うのも嬉しいけれど、 約束をしていない日に、 ばったりと会えるのは、もっと嬉しい。 「今日は、君に会えない日」。 そう、諦めていたのに。

0125

共通点は、一つ在れば良い。 「此の人が、必要」。 −−−− 好きな食べ物も違うし、 好きな映画も違う。 貴方を知る度に、 感じる貴方との隔たり。 深みを増す、たった一つの共通点。

0124

『運命』 在っても僕には関係無い。 僕は、双六の駒じゃない。 −−−− 「運命に逆らおう」。 そんな事を言ったとしても、 逆らう事さえ運命だったのかもしれない。 其れでは、 運命に振り回されているばかり。 僕が、運命を、振り回して見せるよ。

0123

大人になったら、夢を叶える力が持てる、 そう思っていたんだ。 だから、大人になりたくて、なりたくて。 今、分かったよ。 夢を捨てれば、大人になれる、と。 −−−− 其の時、夢は何処に消えるの?

0122

可能な事を遣り遂げるのは簡単で、 不可能な事を遣り遂げるのは難しい。 不可能と決め付けるのは簡単で、 可能と認めるのは難しい。 全ては不可能で、全てが可能。 −−−− 遥か古代の不可能が、今の世界を作ってる。

0121

私が電話に出ると、貴方は何時だって、 「声が大き過ぎる」 て、怒るけれど。 だって、 だって、嬉しいんだもん。 貴方と話せるのが。 −−−− 声が小さいと、 「何か在ったか?」 て、心配するくせに。

0120

叶わない夢なんて無い。 叶わなかった、と口にする人の夢は、二通り。 此れから先に叶うか、 変わってしまったか。 −−−− 「売れなくても良いから、役者になりたかった」。 そう呟くサラリーマンも、本当は夢を叶えてる。 役者になるよりも、 安定した職に就…

0119

知識も無い。 経験も無い。 力も無い。 お金も無い。 もう、若くも無い。 其れでも、夢だけは在る。 −−−− 夢、と云う肩書きが存在するなら、 僕は、誰にも負けない。

0118

僕が書いた言葉や文章を、 もし、有名な物書きが書き直すならば、 ずっと巧い表現になるに違いない。だけど、 どんなに有名な物書きにも、負けない物が、 僕には一つだけ在る。そう云う人が、 「物書いて、食べて行ける様になりたい」 と書いたら「偽物」で…

0117

僕が奇蹟を感じるのは、 勢い良く走らせている自転車の籠に、 木の葉が入った時。 −−−− 僕の奇蹟は、秋に起き易い。 但し、自転車に乗らなければ、起こり得ない話。

0116

君が素っ気無いのは、恥ずかしいから。 君が怒るのは、淋しいから。 此の君の法則に気付いた瞬間から、 君の全てが、僕は愛しい。 −−−− 変わったのは、君ではなく、 君を見る僕の心。

0115

『つぼみ』 私は、まだ咲かない。 私は、まだ咲けない。 だけど、此の侭じゃ、 もう咲かないのだ、と思われるかしら。 咲かなくちゃ。 早く咲かなくちゃ。 捨てられてしまう前に。 もうすぐ咲くから、待っていて。 −−−− 遅く咲いた花は、枯れるのも遅い。 焦…

0114

今は、大きくて手が届かない様に 感じてしまう夢だけど、 一歩一歩近付いて行けば、届く。 何時か、きっと。

0113

眠れない夜を過ごす度、思ってた。 夜、起きていなければ、 夜明けを見る事は出来ないのだ、と。 −−−− 暗くて淋しかった夜だけど、 暗ければ暗い程、星は明るく見えた。

0112

今、時計を見て、 秒針が、右側に在ったら、 上手く往く。 ……38秒。 今、時計を見て、 秒針が、右側に在ったら、 上手く往く。 −−−− 切っ掛けなんて、幾等でも作れる。

0111

僕が輝きたいのは、 君を照らす為ではなく、 君に見付けて貰う為。 −−−− 僕を見付けて。 そして、愛して。

0110

夜を待たずに、 地球へ近付いて来る事は出来ないのか、 と、青空を見上げる度に思う。 だけど、近付いて来ようとする星は無い。 そして、夜を待っている星も無い。 星は、唯、其処に存在し続けているだけ。 星には、夜も、昼も無い。 星が変わる訳じゃない。…

0109

今更、じゃないよ。 今だから。 −−−− あの時だったら、 一番良かったのかもしれない。 でも、 あの時じゃ、分からなかったから。 あの時じゃ、分かれなかったから。 もう、遅いのかもしれないけれど、 此れからの時間の中で、 今が一番、早いんだ。

0108

多ければ多い程、良い、てもんじゃない。 −−−− 双六をしていて、 一が出れば上がり、と云う時に、 六が出たって駄目なんだ。 六が出たら、五、離れてしまう。 ゴールの手前。 今、必要なのは、一。

0107

自分を守る強さは要らない。 欲しいのは、 大切な人達に優しく在る為の強さ。 −−−− 僕は、其れ程、強くは無いけど、 僕は、其れ程、弱くも無いよ。

0106

『言葉』 言葉には、可能性が在る。 力が在れば、何処までも広がる。 果てし無く。 −−−− 言葉は、誰の物でもない。 だから、 多くの人が欲しいと思う様な、 大きな力を持つ言葉であれば、 誰の物にでもなり得る。 誰の物にでもなって、 そして、何処にでも行…

0105

『無限』 例えば、君への想い。 −−−− 見えると云う事は、 決め付けてしまう事かもしれない。 此れは、こう云う物なのだ、と。 見えない物に、限りは無いから。