2001-03-01から1ヶ月間の記事一覧

255 赤ん坊愛

『赤ん坊』愛して欲しくて笑う訳じゃない。 嬉しいから笑うんだ。 嫌われる事を恐れて我慢なんてしない。 悲しいから泣くんだ。 計算なんて出来ないもん。−−−−「有りの侭の自分で居る」。 大人にはとてつもなく難しい事を、 赤ちゃんは自然体で遣って退ける…

254 人は変わ

人は変われるのだと云う事を、 知らずに生きて来た君だから、 僕が変えてあげよう。 僕が変わってあげよう。−−−−変われるよ、良くも悪くも。

253 薔薇誰か

『薔薇』誰かを傷付けるだけだから、 自分を守る棘は捨てたい。−−−−棘も僕の一部なんだ。 此の侭の僕でも、 君は愛してくれるかい? 抱きしめてくれるかい? 君が強く僕を抱き締めれば抱き締める程、 君を深く傷付けてしまうなんて。

252 夢の為な

夢の為なら何でも出来る。−−−−君の為なら何でも出来る。−−−−君が僕の夢。

251 此の鞄の

此の鞄の中身はとても大事なんだ。 だから、重いし大きいんだ。 だから、肌身離さず持っているんだ。−−−−此処だけの話なんだけど、 本当は中身なんて入ってなくて、 鞄が大きくて重いだけ。 誰にも悟られない様に、 肌身離さず持っている。 内緒だよ。

250 写真は凄

写真は凄く好きだけど、 記念写真は好きじゃない。 もう此処には来れないみたい、 もう君には会えないみたいだから。−−−−また、会えるよね?

249 今夢の事

今、夢の事ばかりを語っている僕は、 此の夢が叶った後、何を語るんだろう?−−−−夢は連鎖反応で次々と起こるから、 僕は次の夢を見よう。 次の次の夢を語ろう。

248 悲しくて

悲しくて泣いている君を見て、 綺麗だと思った。 愛しいと思ったんだ。−−−−誤解して怒らないで。 君の不幸を喜んで居る訳じゃない。

247 どうか教

どうか教えてくれないか。 僕の一番の望みは何だい?−−−−僕が見た事の在る僕は、 何時も鏡の中、何時も写真の中。 僕は僕に会った事が無い。 僕が僕に会う事は無い。 きっと君の方が、僕よりも僕を知ってる。 僕には見えない僕と会っている君だから。 僕の気…

246 一人一人

一人一人が持つ事の出来る鞄の数は、 唯一個だけ。 夢が大きければ、 可能性は少ししか入らない。 夢が小さければ、 可能性は沢山入る。 其れは、誰の鞄でも同じ事。−−−−鞄から食み出している大き過ぎる夢を、 恥じなくて良いよ。 そろそろ鞄を買い直そうか。

245 電車今ま

『電車』今まで敷かれていたレール。 其れが突然途切れたよ。 レールが無いと走れない。 だから、早くレールを敷いて。−−−−僕が道を逸れない様に、 僕が倒れない様に。

244 理想本来

『理想』本来の自分。−−−−等身大の自分で生きたいよ。 ワガママだと言われても、我侭に。

243 君に御願

君に御願いが在る。 とことん僕を嫌って。 世界中で一番僕を嫌って。 此れ以上は嫌えない、と云う所まで。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−そうすれば、後はもう、 好きになるしかないだろう?

242 決断しな

「決断しない」と云う決断。−−−−「約束しない」と云う約束。−−−−出来ない事は言わないで。 言った傍から嘘だから。

241 僕にも翼

僕にも翼は付いているけど、 飛び立つ事は出来ないんだ。 此れは、飛ぶ為の翼じゃないから。−−−−君には理解出来ないかもね。

240 ストーブ

『ストーブ』君が余りにも暖かいから、 僕は君から離れられない。−−−−あんまり僕に優しくしないで。

239 僕が本気

僕が本気になって気付いたのは、 君が本気じゃないと云う事。−−−−本気にならなかったら、 気付けなかったね。本気にならなかったら、 気付かずに済んだね。

238 赤ちゃん

赤ちゃんが泣くのは、 自分の気持ちを言葉で表せないから。 無口で泣き虫の君も、 本当は伝えたい事が沢山在るのかな。−−−−僕は決して泣かないよ。 伝える術を僕は持ってる。

237 此れが終

此れが終わったら君に会いに行こう。 もう少し自信が持てたら君に会いに行こう。 僕が大きくなる頃には、 きっと君はもっと大きい。 君に釣り合う自分になるまで待っていたら、 何時まで経っても君に会えないから。 見切り発車で迎えに行くよ。−−−−足りない…

236 失うまで

失うまでは気付かない。 良くそう聞くけれど、 何の変哲も無いような此の町の良さを、 僕は十分知って居る。 誰かに説明出来るとか、 そう云う事じゃなく。 此の町に居る、其れだけで僕は幸せ。 此処は君が居る町。 此処は君の帰る町。−−−−此の町をもっとも…

235 スポンジ

『スポンジ』穴が在るから零れるんじゃない。 穴が沢山だから、水を含める。−−−−穴ばっかりの僕の心に、 君の優しさは直に浸透する。

234 何でも自

「何でも自分の好きな事をして良い」。 ずっと求めていた筈なのに、 そう云う状況が訪れた途端、 僕は持て余してる。 自由の使い道なんて、考えた事無かったよ。−−−−持ってないから欲しかっただけ。

233 一度生ま

一度生まれた夢は無くならない。 叶った夢は、もっと大きな夢になる。 叶っていない夢は、其の侭残り続ける。 忘れた夢も、 捨てた夢も、 実際は、心の中で準備体操して待ってる。 自分が呼ばれた時、直に走れる様に。−−−−消えた筈の夢が準備体操する度に、 …

232 財布の中

財布の中には何時も、君が呉れた御守り。 ずっと会ってないけれど。 もう会う事も無いけれど。 君に好きになってもらえたと云う過去が、 今の僕を支えてる。 有難う、心から。−−−−君が知る事は無いけれど、 君は僕を支え続ける。

231 胸騒ぎ何

胸騒ぎ。 何の根拠も無いけれど、 此れから何かが起こる気がする。 胸騒ぎ。 此れから起こる何かを、 此の胸だけは知っている。−−−−何が起こるか分からないから、 何の用意も出来ないけれど。 何が起こってもうろたえない様、僕は心の準備。

230 曖昧な君

曖昧な君だから、 僕が入り込む隙が在る。−−−−完璧な君では、僕が困るよ。

229 相談僕の

『相談』僕の背中を押して。−−−−相談と云う名の元に求めている同意。 適切な助言をしようと考え込まないで。 背中を少し押して欲しいだけ。 自分を正しいと言って欲しいだけ。

228 僕は影の

僕は影の真似ばかり。−−−−此の影の呪縛から放たれるには、 もっと大きな影に飲み込まれるしかないのかな。

227 十二単重

『十二単』重ねる程、美しくなる。−−−−悲しい思いを沢山した君は、 とても優しい。 多くの現実を見て来た君は、 とても強い。 十二単は重いけど、其の分、素晴らしい。

226 古代文字

『古代文字』誰かの想いも、 大きな事件も、 未来への教訓も、 僕にとっては只の模様。−−−−伝わらないのは、 受け取る側の勉強不足。