君と話しながら 君の話を聞きながら 僕は君と手を放すべきかどうか そればかりを考えている 放した方が君は幸せだろうか 放した方が僕は幸せだろうか きっと君はどちらでも同じ 僕が居ても居なくても 君の幸せは揺るがない そして僕の幸せも 手を放しても放…

「頑張る」と口で言っても 今までちっともできてなかった だからもう、僕の「頑張る」は きっと聞き飽きたことだろう これからは何も言わずに頑張ろう ほんとのほんとに頑張ろう

「ありがとう」よりも ありがとうの気持ちに相応しい、 そんな言葉を生み出せるものなら 生み出したい。 そして、それを貴方に送ろう。

両端が崖になっているような細い道を通る時には 下を見ずに真っ直ぐに先を見て、 両端には地面が続いていると信じて歩けばいい。 そんなことを言ったのは、誰だったか。 だけど例えば、こんな風に考えたらどうだろう。 平坦な道も、一歩踏み外せば落とし穴が…

「貴方と手を繋いでいたら飛べない。 鳥は翼を繋ぎ合って飛びはしないの」 そう言って君は僕の手を放した。 君は鳥じゃないんだよ。 君はこの手を放しても飛べやしないよ。 どうして僕はそう言わなかったのだろう。 そう言えなかったのだろう。 落ちる君を見…

ほんとの ほんとの 本気でやっても できないことって この世に いくつくらい あるんだろう

君と話したいと思うのに 発した一言で君の中の僕の価値が 下がってしまうのではないのかと そんな心配をしてしまう。 大した価値もないのに。 大した価値もないから。 何一つ発さないことで 価値が下がることと 何かを発することで 価値を下げることは どち…

もう、君にはわかるまいと思ったのか、 君にはわかられたくないと思ったのか、 わからない。 ただ、君に話すことを無駄だと思った、 君に話しても届かないと思った。 届かない言葉なんて、 響かない言葉なんて、 僕はひと言も口にしたくない。 吐き出せない…

手を繋ぎたい人と繋ぐのも 手を繋ぎたくない人と繋ぐのも どちらも難しいのなら 手を繋ぎたい人と繋ぎたい 手を繋ぎたい人に拒まれても 手を繋ぎたい人が今はいなくても 淋しさから誰かと手を繋ぐのはやめて この手は空けたままでいよう 手を繋ぎたい人と繋…

星には 今が朝だとか昼だとか夜だとか そんなこと何にも関係ないし 考えもしないし知りもしない 朝でも昼でも夜でも 誰かに見えていてもいなくても 変わらず自分で在り続けるだけ 僕が分かってないだけで 僕だってそうなんだ 朝も昼も夜も 僕は僕でしかない …