2000-10-01から1ヶ月間の記事一覧

0104

『涙』 頑張り続けて来た証。 −−−− 君が泣いたあの日、 僕が泣けなかったあの日、 分かったんだ。 頑張らなくちゃ、泣けないんだ、と。 −−−− 自分が情けなくて、涙が出たよ。

0103

大切な物が増える度、 自分が弱くなって往く様で怖かった。 だけど、 大切な物は、僕を支えて呉れるから、 大切な物が多い程、僕は強くなれる。 −−−− 写真を撮る時、 一脚よりも三脚の方が安定している様に。

0102

僕の中には、色んな僕が居て。 大人になれた僕と、 大人になれなかった僕と。 振り返って、 此処まで一緒に来る事の出来なかった、 大人になれなかった僕を探すのだけど、 今まで越えて来た多くの壁に遮られ、 僕は僕を見付けられない。 今、目の前に聳え立…

0101

僕は、太陽には、なれない。 上に在り続けるだけの力が無くて、 全てを照らす事が出来ないんだ。 其れでも、僕は、 下で君の足元を照らし続ける。 君が、躓かない様に。 −−−− 僕は、其れで大満足。

0100

月は、何時も、地球の周りを回っているから、 月は、地球の様々な面を知っている。 だけど、月は、何時だって、 地球に対して同じ面しか見せて呉れないから、 地球が、月の裏側を、知る事は無い。 どんなに、地球が月の事を知りたい、と願っても。 −−−− 今は…

0099

『真昼の星』 真昼の星が見えないのは、 決して、小さいから、じゃなくて、 大きいんだけど、 ちゃんと、大きいんだけど、 余りにも遠くに在るから、 だから、見えない。 全然見えない。 −−−− 其れでも、 本当は太陽よりも大きい、て、 僕は勝手に信じてる。

0098

辛かった時、苦しかった時、 自分自身に何度も何度も言い聞かせた。 「神様が苦しみを与えるのは、 其の辛さを、 乗り越えられる人にだけ」 −−−− 神様が、 わざわざ人を苦しめたり、試したりする訳無い、 て、思うけれど、解ってはいるけれど。 そうでも思わ…

0097

僕が日記を書こうとすると、 何時だって、三日坊主。 根性が無いのだ、と思った。 飽きっぽいのだ、と。 だけど、やっと、本当の理由が分かった。 日記が続かないのは、 僕が僕の毎日を不満に思っているから。 −−−− こんな日常が残るなんて、嫌なんだ。 何の…

0096

遣りたい事も、積もり積もると、 只の苦痛でしかなくなる。 大き過ぎる夢が、 僕の足枷でしかない様に。 −−−− 重過ぎる夢は、 抱え切れずに引き摺られている。 磨り減りながら、段々と、 夢は小さくなって行く。

0095

お金で手に入る才能なんて、要らないよ。 −−−− お金では手に入らない物は、 お金で手に入れても意味の無い物。

0094

『夢』 大きい程、追風を一杯受けられるから、 空高く舞い上がれる、と信じてる。 小さい程、向かい風が当たらないから、 じっと耐えられる、と信じてる。 −−−− 其々の夢には、其々の叶え方が在る。

0093

俯く僕に、君は言った。 「大丈夫だよ。未来は変えられるから」。 其の時、口には出さなかったけど、 僕は思っていた。 ……未来を変えられる訳がない。 だって、決まっていないんだから。 −−−− 過去も未来も、変える事は出来ない。 只、過去に対する自分の考…

0092

貴方への想いを書き連ねながら思うのは、 私の感情は、指先から生まれるのではないかと云う事。 口では巧く気持ちを伝える事の出来ない私だけれど、 此の一枚の紙に、精一杯の想いを込めて。 貴方へ。

0091

『約束』 日時の決まっていない約束に、 有効期限は無い。 −−−− 「また会おうね」と云う約束は、 また、と云う語がとても曖昧で、 何時なのかなんて、全然分からない。 其れでも、心が暖かくなる。 君に会えるであろう未来を、 心の支えにして、今日も生きて…

0090

最初に地図を作った人は、 地図なんて持っていなかった。 −−−− 誰かが手に入れた後の 宝の地図なんて、要らない。 同じ地図じゃ、同じ所にしか行けないから。 僕の歩く道は、自分で開拓する。 僕の欲しい宝は、 他の誰かと同じ物ではないんだ。

0089

僕が、直に落ち込むのは、 望みが高過ぎる所為なのかもしれない。 幾等、大きな望みを持っても、 僕の此の手で掴むのは、難しい。 其れでも、此の手を大きくすれば、 どんなに大きな望みでも掴める、と思った。 だが、手は容易には、大きくなって呉れそうも…

0088

『君になら』 僕を買ってくれないか? 今なら、半額。 君になら、只。 −−−− 君じゃないなら、誰でも同じ。

0087

『方位磁針』 僕の心の中には、僕の信じる物が在る。 様々な影響の中で、揺れ動く事も多いけれど、 最後には何時も、同じ方向に向かってる。 僕の目指す物は唯一つ。 僕が気付かない内から、決まっていた。 −−−− 迷った時には立ち止まって、 心に従えば良い。

0086

「頑張れば、必ず、夢は叶う」 こんな言葉は、[キレイゴト]。 希望が持てる、良い言葉かもしれないけれど、 所詮、夢を掴んだ人の言葉。 頑張った人全ての夢が叶うなんて、有り得ない。 此の言葉、好きじゃないな。 だけど、本当は分かってる。 僕の夢が叶…

0085

美術館に飾られている花瓶が呟いた。 「賞賛を浴びるのは嬉しいけれど、 僕は、一度で良いから、花を生けられたい」。 −−−− 何処の誰が、僕を花瓶と認めようと、 僕は僕を認められない。 花を生けられた事の無い、花瓶なんて。

0084

子供の自由は、大人の掌の自由。 −−−− 『制服』 もう少し、縛られてみようか。 −−−− 縛られた自由を制服と共に脱ぎ捨てた時、 守られた自由も失った。

0083

自分が幸せかどうかを意識しないのは、 幸せだから。 −−−− 悲しみや苦しみを常に抱えている人は、 幸せになる事を求めているから、 幸せがどんな事なのか、考えている。 幸せかどうかを問われて、 分からない、と答える人達の殆どは、 きっと、幸せな人。 幸…

0082

晴れた日、 青空を飛ぶ飛行機に、 太陽の光が反射して輝いているのを見ると、 僕は、とても嬉しくなる。 真昼に星が見えるなら、きっとあんな感じ。 −−−− 見えもしない物を、探している。 何時も。

0081

馬鹿だから、解らないんだ。 自分に力が無い事。 打ちのめされるまで、きっと解らない。 だから、僕を踏み付けて。 早く。 −−−− 打ちのめされても、きっと解らない。 本当に馬鹿だから。

0080

夢を持っていない君を、 僕は羨ましく思う。 夢を掴んでいない君を、 僕は羨ましく思う。 失う苦しみを、知らずに済むから。 −−−− 手放せるのは、掴んだ人だけ。

0079

「折角持っている其の種を、 如何して君は蒔かないの?」 「……僕、怖いんだ。 僕は、此の種が、何の種なのか知らないんだよ。 綺麗な花が咲くかもしれないし、 美味しい実が生るのかもしれない。 だけど、だけど本当は、 咲いちゃいけない花かもしれないんだ…

0078

届かないから輝くの? −−−− どんなに輝いて見えるラムネのビー玉だって、 取り出してしまえば、只のビー玉。 −−−− 手に入れると、要らなくなるんだ。

0077

『テコ』 必要なのは、コツ。 其れさえ在れば、 小さな力が、全てを揺り動かす。 −−−− 小さな切っ掛けから、全てが始まる。 どんなに大きな物事だって、 最初は誰かの小さな心の中で生まれた。

0076

『雑巾』 自分が汚れる事で、周りを綺麗にする。 −−−− 雑巾が、 周りを綺麗にするのは当然の事。 自分を犠牲にするのは当然の事。 だけど、雑巾自身は、 自分が犠牲になっていると思ってはいない。 周りが綺麗になっていると同時に、 自分も綺麗になっていく…

0075

夢は、僕の安定剤。 −−−− 夢なんて本当は無いけれど、 在るのだ、と、 そう、口にする事で、 僕は、僕を保っている。僕は、僕を保っている。 無い夢を見る事で。