2000-10-16 0089 僕が、直に落ち込むのは、 望みが高過ぎる所為なのかもしれない。 幾等、大きな望みを持っても、 僕の此の手で掴むのは、難しい。 其れでも、此の手を大きくすれば、 どんなに大きな望みでも掴める、と思った。 だが、手は容易には、大きくなって呉れそうも無い。 そう考えている内に気が付いた。 もっと手っ取り早い方法が在る。 望みを低くすれば、此の手でも届く。 小さくすれば、僕の手でも掴めるんだ。 −−−− 同時に、掴んだ時の喜びも、小さくなるけど。