2001-02-01から1ヶ月間の記事一覧

224 カメラ一

『カメラ』一瞬の瞬きが、 半永久的に現世に残る。−−−−一瞬の中にだけ、永遠が在る。

223 待ってい

待っているのは、 僕の固定観念を覆して呉れる様な人。 空が青いとか、海が広いとか、 人は孤独な物だとか、光は眩しいとか、 そんな事を言わない人。−−−−勿体無がらずに、当たり前の事を教えてよ。

222 楽に生き

楽に生きている僕は、 もっとずっと楽に生きたいと願ってる。−−−−そんなの欲張り過ぎるだろ?

221 真っ白な

真っ白な君だから、 此れから何色にでも染まれるんだね。 桃色でも、空色でも、草色でも。 君が「誰か」に会うのが怖い。 君が望まない色に、 「誰か」が君を染めるのが怖い。 君は君の侭で居て。−−−−多くの色に染まって、 変わって行くかもしれないけれど。…

220 何を見て

「何を見てるの?」 良くそう聞かれるけれど、 自分でも良く分からない。 目に映る物を見ている様で見ていない。 多分、何時も同じ物を見ている。 花を見ても、 空を見ても、 君を見ても。−−−−全てを見ている様で、何一つ見えていない。

219 君と僕と

君と僕との違いに気付く度、 君にはなれない、て思わされるんだ。 だけど、其れで良いんだと思う。 君にはなれない。 だから、君に負けるかもしれない。 だから、君に勝てるかもしれない。−−−−具体的な目標を持たないのは、 目標を決めたら、 其れより上に行…

218 傷付かな

傷付かないと、気付けない。−−−−「傷付いた事の在る人」。 君は、好きになるならそう云う人、と言った。 傷付いた事の無い人には、 人の痛みが分からないから、と。 確かにそうだね。 傷付いた事の無い人には、きっと分からない。 だけど、 傷付いた事の無い…

217 自分が自

自分が自分を好きじゃないから、 好きだと言われても信じられない。 君が見ているのは僕じゃない。 好きだと言われると同時に起こる、 何時か嫌われるだろう時への恐怖感。 だから、 僕を好きにならないで。 僕を好きにはならないで。

216 透明な物

透明な物も、 沢山在ったら濁ってしまうね。 透き通って見える今朝の空気だけれど、 遠方は霧に覆われて見えないよ。 だけど、本当に透明な物は、 どんなに沢山在っても、 透明なんだと思う。 どんな想いも、目には映らない。−−−−外に現れない想いが、唯一透…

215 棚牡丹二

/\ / \ /\ / × \ / / \ \ / / \ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ −−−−『棚牡丹』二つ作っただけなのに、 実は、三つ作ってたりする。−−−−意図してなくても作っているし、 気付いてなくても存在してる。

214 蝶で言う

蝶で言うなら、今の自分は蛹。 本当はこんな筈じゃない。 本当はもっと綺麗だし、空も飛べるし。 そんな事を言っても、現状は何一つ変わらないのに。 蝶になりたい訳じゃない。 蛹の自分を好きになりたいだけ。−−−−幸せに気付かない蝶になるくらいなら、 幸…

213 今の僕は

今の僕は死んでいる。 僕には過去と未来だけ。−−−−過去と未来だけを頼りに今を生きてる。

212 毎日15時

毎日15時30分、 真昼の星を僕は仰ぐ。−−−−物書きになるなんて無理だ、と、 解っているとは言いながら。 其れでも、諦めの悪い僕は、 1日1回は必ず、其の夢の事を想う。 見えない夢の確認作業。

211 電池−が

『電池』「−」が在るからには「+」も在る。−−−−「×」も在るし「÷」も在るよ。−−−−物の見方は一つじゃない。 其の事を知っていれば、 自分が選びたい物をちゃんと選べる、何時だって。

210 貴方の心

貴方の心を読めたら、 きっと安心出来るね。 遠く離れて居ても、他の誰かと居ても。 だけど、私を驚かせよう、と、 張り切って用意してくれたプレゼントの中身が、 箱を開ける前に分かってしまっては、 詰まらないから。 予想も出来ないくらいの沢山の嬉しい…

209 似ている

似ている人は一杯居るけど、 同じ人は見付けられない。 自分だけの何かを持ってない人なんて居ないよ。 何も与えてない人なんて何処にも居ないよ。−−−−君が与える物も無く生きているのではなく、 僕が其れを見抜けないだけ。

208 流した涙

流した涙は根から吸い上げて、 もう一度、僕の力に変える。−−−−折角の雨だから、傘なんて差さないで、 全て僕の力に変えよう。

207 大きさ規

『大きさ』規格サイズの人間には、なりたくない。−−−−「お前の其の身長は、 十二分に規格外だよ」 と、貴方はそう言って笑ったけど、 見た目の話じゃないんだよ。 どんな人込みの中でも、 頭一つ分飛び出た私を、 貴方が容易く見付けて呉れるみたいに、 心し…

206 見えない

見えない貴方の背中を追っています。 此の方向で合っていますか。−−−−道標も指示も何も無い。 信じる物が他に無いから、 貴方と私の引力だけを信じています。

205 最後だと

最後だ、と、 もう此れっきりチャンスは無いのだ、と、 そう思った時には、 如何して頑張れるのだろう。 何時もそう云う気持ちで取り組んだら、 何時も最高の力を出し切れるのかな。−−−−だけど、 本当の最後の一回は、一度だけ。

204 恒星地球

『恒星』地球は、自分の力で輝いている。−−−−電信柱の電気も、 パチンコ店のネオンも、 蛍も、 クリスマスのイルミネーションも、 夏の花火も、 君が吹かす煙草の火も、 全部地球が生み出した光。

203 巧く説明

「巧く説明出来ないよ」 「どうして?」 「僕の言葉は二つしかないんだ」 「何と何?」 「好き、と、嫌い」−−−−私が欲しいのは、其の内の片方の言葉なのに。

202 嘘吐き続

『嘘』吐き続ければ現実になる。 だけど、真実にはならない。−−−−現実も真実も一つだけ。 但し、二つが重なるとは限らない。 僕が生み出した虚構の現実も、 君にとっては唯一の真実。

201 大人にな

「大人になりたい」。 「大人になりたくない」。 何時も同時に願ってる。−−−−正反対の事を同時に願うなんて、 どうかしてる。 本当に願っているのは、片方だけ。 只、自分に自信が無くて、怖くて怖くて。 前方から差し出された手を握り返す事を怖れ、 後方で…

200 切手一枚

『切手』一枚一枚が小さな枠で区切られている。 だけど、其の枠の中では限り無く自由。−−−−生まれた瞬間から与えられた、 此の身体、此の環境、此の時代。 与えられた多くの制限を、 僕は自由に乗りこなす。

199 諦める為

諦める為に続けているんだ。−−−−何もせずに諦める事は出来なくて、 無理矢理にでも僕は続ける。 続ける事が出来なくなった時、 何の言訳もする事無く、 諦められると信じてる。

198 誰の目に

誰の目にも映らなくても、 真昼の星は存在してると信じてた。 だけど、違うと分かって来た。 見えないのは、昼間だからではなく、 只、元々無いから。 きっと、其れだけの事だ。 見えていても、傍に在っても、 信じる事は難しい。 見えないのなら、もっと。 …

197 夢と恋は

夢と恋は別の物で、 お互いの領域を侵す事等無い筈なのに。 其れでも君は、 夢の為に僕を捨てるんだね。−−−−君は夢に恋していたのか。