2003-01-01から1年間の記事一覧

866 君に僕の

君に僕の全てをあげたい。 全てを受け止めてくれるなら。 だけど、それは無理だろう? だから、何一つあげないよ。

865 君の夢な

君の夢なら きっと全て叶う。 だってこれは、 君の為の世界。

864 嫌な事の

嫌な事の後に 必ずいい事があるのは、 いい事があるまで 頑張ってるからだよ。

863 世界の全

世界の全てに 肯定されるのは無理だけど、 肯定してみせよう、 世界の全てを。

862 ねぇ二人

ねぇ、二人でお揃いの 赤いレンズのサングラスを買おうよ。 哀しい気分の時には、 二人で掛けよう。 「ほら、薔薇色の世界だよ」、 そう言って笑い合おう。−−−−君が居る世界なら、 僕は何色でも構わない。

861 夢だけで

夢だけではお腹は満たされないけど、 この現実だけでは心が満たされない。

860 箱に入っ

箱に入っているこの世界を僕は取り出したいのに、 あまりにも世界が大き過ぎて僕には取り出せない。 僕が箱の中に入ればいいのか? 僕は入らない、入らないぞ。 と、世界が収まっている大きな箱の横にある ちっぽけな箱の中で僕は思う。

859 僕はモグ

僕はモグラの歌唄い。 いつでも歌を歌ってる。 土の中で歌うから、 外の世界には届かない。 だけど、歌が好きだから、 いつもいつも歌ってる。 誰かに届け、 何かに届け。 光の世界に届かなくても、 闇の世界で響いていたい。−−−−土の中で眠り続ける、花の種…

858 僕は馬鹿

僕は馬鹿で弱いから、 君を忘れないと前に行けない。 だから、 僕は忘れるけど、 君は覚えていて。 僕が君を好きなこと。−−−−君への想いを忘れても、 君への想いは決して消えない。 きっと、理由が分からなくなっても、 ずっと胸は疼き続ける。

857 僕は何時

僕は何時も叫んでいるんだ、 心の中で、大声で。 君にはそれが聞こえない? 君の前で笑いながら、 僕は何時も叫んでいるんだ。 君に届け、君に届け、と。

856 僕を探し

僕を探している誰かを 僕はいつも探してる。

855 君の視線

君の視線の先にいつも居たい。 僕を見ろ、 僕を見ろ、 僕を見ろ。 僕の視線の先には後姿の君。−−−−どうか、 地球を一周した君の視線が 僕に突き刺さりますように。

854 わたしは

「わたしは飛べないわ」 「どうして?」 「翼がないもの」 「翼がないと飛べないの?」 「そうよ」 「…じゃあ、翼があれば飛べるの?」 「それはわからないわ」 「それって、なんだか変だよ」 「……」 「翼があっても飛べると言えないなら、 翼がないから飛べ…

853 思いの強

「思いの強さに比例して夢は叶うよ」 こんな事を言ったら、 君は泣くのだろうか、 苦笑いするのだろうか。 笑い飛ばして欲しい、 怒って欲しい、 こんな僕を。

852 バイパス

バイパスを走ると、 川の流れの中にいる気分になる。 ただ、 川は水が増えると勢いを増し、 バイパスは車が増えると渋滞する。 渋滞で動かない車の中で、 僕は川の水を羨ましく思う。 それでも、 行き先を選べない水になってしまっては 君の元に降りられない…

851 お前はコ

「お前はコレをやりなさい」 という使命を与えられていないということは、 「お前は自分のやりたいことをやりなさい」 という使命を与えられているということなのだろうか。 それとも、 使命は与えられるものなどではないのだろうか。

850 物事に順

物事に順番があるのなら、 僕はまず、君に会いたい。 物事に順番がないのなら、 僕はまず、君に会いたい。

849 いつもと

いつもと違う道を通れば、 いつもと違う君に繋がる。

848 君を見て

君を見ていたいけれど、 君に見られたくはない。 人と向き合うことの苦手な僕は、 横顔の君が好きだ。 だけど、君が振り向いたらと考えると、 横顔を見ることさえも怖かった。 そして今は、 決して振り向くことのない、 写真の中の君を見ている。

847 会話の途

会話の途中で貴方は言った。 「…ねぇ、知ってる? ハードル走では、 ハードルを倒して進んでもいいけれど、 わざと倒すのは失格なんだよ」 私はこの会話の中で、 わざとハードルを倒したりした? それとも何の脈絡もなく、 知識として教えてくれたの。 貴方…

846 君が自分

君が自分の中で 一番嫌いな所を言ってごらん。 それが、君の中で 僕が一番好きなとこだよ。

845 アンテナ

アンテナを張ろう。 アンテナを張り巡らそう。 風が吹かない所でも、 風を感じる位。 光の差さない所でも、 光を感じる位。 ここに無い物を 生み出す力は持たないけれど、 探し出すだけの力を持ってる。

844 1しか持

1しか持たない人は、 10与える事は出来ない。 10しか持たない人は、 100与える事は出来ない。 沢山持たなくては、 沢山与えられない。 僕は沢山持ちたいと思う。 沢山与える為に。−−−−驕りだと思われても構わない。 これは驕りなんかじゃない。

843 子鳥が本

子鳥が本気で 飛ぶ事を決めた時、 風は強くなり、 空は低くなる。−−−−小鳥が本気で 飛ぶ事を決めた時、 風は強くなり、 空は高くなる。

842 突き止め

突き止めようとするのではなく、 ただ愛そうと思ってる。 突き止める事と、 愛する事とは違う。−−−−君の事を知らなくても、 僕は君を愛せる。

841 窓を開け

窓を開けっ放しにして過ごしているから、 たまに花の種が飛んで入って来る。 タンポポの綿毛のような種。 この部屋に来ては、 花は咲かせられないんだよ、と その種を捕まえて窓の外に吹き飛ばす。 そうだよ、 この部屋にばかり居ては花は咲かせられない。 …

840 テレビか

テレビから流れる波の音と、 窓の外を走る車の音が混ざり合う。 テレビも灯りも消して、 布団に入る。 どんなに遅い時間でも車が走るこの街で 今夜は海の夢を見よう。

839 バイパス

バイパスを降りる ぐるぐると渦を巻いた所を走っている時、 君が言った、 「吸い込まれて行くみたい」。 「そうだね」 と答えながら僕は考える。 何に吸い込まれて行くんだろう。 過去に? 未来に? 僕に? 君自身に? それとも得体の知れない何かに? ぐる…

838 もしもあ

「もしも、あと少しでも 地球の自転が遅かったなら、 きっと君には出会えなかった」 そんな訳無いけれど、 そうかもしれないな、とも思う。 だけど、 自転の速度なんて跳ね除けて 会いに来てよ。−−−−会いに行くよ。

837 空と聞いた

「空」と聞いた瞬間に、 青空ではなく星空を 思い浮かべる人と出会いたい。