2001-05-01から1ヶ月間の記事一覧
愛されても、 愛されなくても、 僕は淋しい。−−−−だけど、 愛して欲しいです。
私は林檎の形をしています。 だけど、味はバナナです。 或る人は私を林檎と呼び、 或る人は私をバナナと呼びます。 又、或る人は新しい名前を付けようとします。 食べずに私を飾っておけば私は林檎です。 目を閉じて私を食べると私はバナナです。 貴方は私を…
繋いでいる手を放そうとすると、 君は不貞腐れる。 手を繋ぐ位良いじゃない、と怒る。 けど、だけどさ……。−−−−僕が君の手を放したいのは、 君を抱き締める為。
其の日、初めて会った時には、 「おはよう」と挨拶しようね。 「こんにちは」や「こんばんは」では 余所余所しいから、昼でも夜でも、 「おはよう」と挨拶しようね。−−−−今でも口を衝いて出て来る 「おはよう」の言葉。 其の都度、君を思い出す。
大人に近付く事で、 自分が汚くなったとは思わない。−−−−だって、最初から僕は汚かった。
少し元気が戻って来たよ、 と君がポツリと零した。 昨日も一昨日も其の前も其の前も、 ずっと笑顔で居た君だから、 今日の君を見て僕は安心した。 安心したよ。−−−−格好付けたがりの君だから、 落ち込んでいる姿を見せるのを嫌うけど。 四六時中笑っている君…
目の前に在る大きな大きな山。 乗り越える事も迂回する事も可能だけど、 僕は此れを崩したい。 色々な方法を考えたけど、 崩す方法なんて思い付かない。 こんなに巨大な物は、 僕の力位ではびくともしないのかもしれない。 諦めて山の麓に腰を下ろす。 手を…
君を呼ぶ為の声も、 君を引き寄せる為の手も、 闇を照らす光も、 全ての道も、 僕を、君と繋ぐ為の物。−−−−僕の為に世界は廻る。
負けていて負けていて、 もう駄目だろうなと諦めて帰ろうと、 球場を出た途端、 大歓声が聞こえて来る。 サヨナラホームラン。−−−−逆転勝したいなら方法は一つ。 もう絶対無理だと思っても、 決して勝負を捨てない事。−−−−逆転勝は負けている人にしか出来な…
手書きだと、 要らない部分まで伝わりそうで僕は怖い。 急いでるとか、 淋しいとか、 眠いとか、 君に伝えたいとは思わない。 此の僕が君を想ってる言葉なのだ、 と云う事さえ伝われば、 其れでもう充分だから。−−−−僕は活字から体温を伝えたい。
君は知った方が良い。 世の中には出来ない事も在る、て事。 物事はそんなに簡単には進まないよ。 そうだね、例えば、 人間は地球を作れない。−−−−私を納得させる為のもっと身近な例えを、 貴方は見付けられないのね。
眼鏡を外した貴方は、 知らない人に見えた。−−−−眼鏡は貴方の一部なの?
強い願いは叶う。 強い願いが神様に届くからではなく、 強い願いは行動を引き起こすから。 願うだけでは何も変えられない。−−−−願いがどんなに大きくとも、 ほんの小さな行動にさえ敵わない。
僕の硝子玉を、 君が、宝石だ、と言った。 其の時から、 僕にも宝石になった。−−−−例え、他の誰が宝石では無いと言っても、 新種の宝石だと何時か証明しよう。
「貴方は嘘吐きよね」 と、君が笑った。 僕は笑って言った。 「世界で一番、君が嫌いだ」 そして、君は笑って答える。 「有難う」 と。−−−−本当の本当の本当に君が大嫌いだよ。 ずっと変わる事無く。
夜が好き。 静かで落ち着いていて、 暗くて何も見えないから。−−−−明るいと、 傍に誰一人居ない事が分かる。 だから僕は嫌いだ。
実際は四六時中、 有りの侭の僕なんだ。 自分を守る為に自分を作る僕だから。−−−−全てを曝け出してしまっては、 有りの侭の僕じゃ無い。
持っている物は何時か尽きる。 持っていない物には限りが無い。−−−−今持っている物を手放した分だけ、 新しい物を掴める。 無くなる事を恐れて出し惜しみしていては、 現状を超えられない、絶対に。
「理由は無いけど苦しい」 なんて、そんな事言われても困るよ。 無い理由は、 取り除いてあげられない。−−−−「理由が無い訳無いよ。 きっと目を逸らしているだけだよ」。 君を苦しめるだけだから、 僕には言えないけれど。 君が其れに気付くまで、傍に居るよ…
正論を言われると頭で考える。 余りにも正論を言われると心が動く。−−−−僕の嘘で君の心を突き動かしたい。
善し悪しは判らない。 分かるのは好き嫌い。−−−−君が好きだよ。 例え、君が悪い子でも。
君の為に用意した愛の台詞がある。 告げる前に別れてしまったけれど。 きっと此れから先も使う事は無いだろう。 君の為に用意した君の為の台詞だから。 他の誰にも言えない。 他の誰にも相応しくない。−−−−一生ずっと、 僕の心の中で生き続ける台詞。 伝える…
幾等痛みが襲って来ても、 もう慣れてしまったから、 痛くない。全然痛くない。 辛い事が在っても、 痛みを感じていると言うよりも、 只、痛いと思ってる。 痛い筈だと思ってる。 自分の痛みに鈍感なんだ。−−−−だから、 人の痛みにはもっと鈍感。 僕が傷付け…
僕には、 君が求めている台詞が分からない。 僕が思い付くのは、 自分が言って欲しい言葉。 君は何て言って欲しい? 僕に何て言って欲しい? 君の求める一言を僕は君の欠片から探してる。−−−−君が僕に言ったのは、 君自身が言って欲しい言葉? だったら、あ…
僕が君に愚痴を言うのは、 君が僕に優しいから。 聞いてくれる、受け止めてくれる、 そう思ってしまうから。−−−−僕の愚痴を聞きたくないなら、 断る必要なんて無い。 只、僕に冷たくすれば良い。
「人」+「夢」=「儚」−−−−人が手にした夢は儚い。
傷付きたくない、と思って、 嘘を吐いたり笑って済ませたりする事は、 決して悪い事じゃない。−−−−其れでも、 誤魔化す事が出来なくて傷付き易い君が、 僕は好きだ。
「俺を信じられないのか?」 と貴方は言うけれど。 私は、貴方が口にした言葉に、 偽りが在ったなんて思ってはいない。 だから、だから怖かった。−−−−必要な嘘も在るでしょう?
『真っ直ぐ』真っ直ぐ進み続けると、 元の所に戻る。−−−−其れが良い事なのか悪い事なのか、 僕には分からないけれど。 僕は真っ直ぐ進みたい。
未練は種。 未練が多ければ多い程、 何時か沢山の花が咲く。−−−−諦めない限り、全てに未来が在る。