2007-01-01から1年間の記事一覧
しろねこが くろねこに でんわを しました。 「もしもし、くろねこです」 「もしもし、しろねこだよ。 ひさしぶり」 「ああ! ひさしぶりだね」 「いま、ちきゅうの はんたいがわに ついたよ」 「ずいぶんと じかんが かかったんだね」 「うん。 ひこうきで…
何も考えずに生きれば、 きっと、楽に生きられる。 喜びも悲しみもなく、 何も感じずに生きれば、 きっと、楽に生きられる。 楽に生きたいと思い、 楽に生きようと思った。 今でも少し思ってる。 少し。 そして、今日は雨。
人間には限界がある。 絶対にある。 ただ、その限界に どこまで近付けるか。 まだ近付ける。 まだまだ近付ける。 こんな所じゃ遠過ぎる。
夢なんて 儚く消えるものだから 今日からは君のこと 夢ではなくて 未来と呼ぼう。 この僕の未来と呼ぼう。
手を繋がなくても隣を歩き続けられる人と 一緒に歩きたい。 手を繋がなくても隣を歩き続けられる人と 手を繋いで歩きたい。
落ちる所まで落ちて見上げた時の空は きっとすごく高いのだろう。 怖ろしく高く、怖ろしく美しいのだろう。 見てみたいとも思うけれど僕には無理だ。 そこまで落ちるのは怖い。 たとえ、そこに君がいても。
貴方の信じる奇跡なら 私も一緒に信じたい。 貴方のたどる軌跡なら 私も一緒にたどりたい。
「僕が歌うと花が枯れる気がするんだ」 そんなことないよと君が笑う。 花が枯れるまで歌い続けるからだよと笑う。 種を植えて歌ってごらん。 花が咲くまで、歌い続けてごらんよ。
咲かなければ散らないのだ、と 君は咲かないつもりかい? 君は咲かないつもりかい。
道の無い平原を 真っ直ぐに歩かなければいけないと 君が信じているのは何故だろう。
悲しい、と 言える相手が居ないことは なんと心細いことだろう。 悲しい、と 言える相手が居ないことは なんと頼もしいことだろう。
欲しいのは 全てをハッピーエンドに導く強さ。 無理ならば 全てをハッピーと思える強さ。
重苦しい現実にではなく 大き過ぎる夢に 押し潰されて死んでみたい。
想像を超えた現実 なんてないから 最高の現実を掴みたいなら それを超えるだけの想像を。 戦争のない世界を 飢餓のない世界を 笑う君を ただただ僕は想像する。
もう駄目だよと思っても、 期待をしないのは難しい。 もう無理だよと思っても、 希望を捨てるのは難しい。
手を放して、と 頼んでも頼まなくても 離れていく手は 離れていくのだから もう、わざわざ頼むのは 終わりにしよう。 放されることに怯えながら それでも私は掴んでいよう。
手をつなごう。 僕ら同じ速さで隣を走っていても 知らないうちに 離れてしまうかもしれない。 僕らは弱いから 弱さを認めて手をつなごう。 手をつないだ分、速度が落ちても 手をつないで走ろう。
いかりになってください。 僕のいかりになってください。 僕がこちら側にとどまれるように あちら側に流されてしまわないように。 だけど、流されたいと望むほどに 流されない自分がいる。 流されたいという思いこそが きっといかりなんだ。
私の心臓は動いているのかしら。 大音量でCDを流しているこの車内では 全ての物が振動している。 今CDを止めたら、私の心臓も止まるかしら。 いっそのこと、止まってしまえばいいのにと ストップボタンに手を伸ばす。 今、私の心臓は動いているのかしら。
眠れない夜なんて数えないで 羊を数えて眠ってしまおう。
わざと嫌われようとしなくたっていいのに。 そのままで、ちゃんと嫌ってあげるのに。
「ねぇ、今、幸せ?」 「二択で言うなら、多分、そうだと思う」 「そう。とりあえず、よかった」 「だけど、今の状態がずっと続くとしたら 耐えられないな」
友達になりませんか。 なま物だけど 賞味期限も消費期限も努力次第。
そんなに無理して 僕を好きにならなくてもいいんだよ。 …好きになっても、いいんだよ。
不幸ではない、ということが 幸せだ、ということならば 僕は確実に幸せだ。
そこに着いた時にはもう 心は次の所へと向かっているから 身体が心に追い付くことは きっとない。 心が身体にとどまることは きっとない。
相反する2つの物に 同時に手を伸ばしても無理だよ。 どんなに本気になっても無理だよ。 真ん中から君が裂けて 右手で1つ、左手でもう1つ なんて無理だよ。
こぼれるものは、涙。 こぼれるものは、笑顔。 こぼれるものは、言葉。 それらは全て、君のかけら。 こぼれた君は、どこへ行くのか。 こぼれた君のかけらを拾い集めたい。 小さな君のかけらをつなぎ合わせたなら 君に会える?
ここはどこなんだ。 ここは一体どこなんだ。 初めに居た所から 動いたつもりなんてないのに 離れたつもりなんてないのに ここは一体どこなんだ。 帰りたい。帰りたい。 だけど多分 ここが僕の帰る場所。
「貴方は結局、自分のことしか好きじゃないのよ」 と言われたい。 そうなんだ。多分ほんとにそうなんだ。