2006-01-01から1年間の記事一覧

1048 どんなに

どんなに曲がりくねった道も まっすぐに歩きたい。 どんなに曲がりくねった道をも。

1047 この世の

この世の中で無駄なもの。 貴方の優しさ、私の子宮。

1046 僕に手紙

僕に手紙を書いてよ。 そんな、誰に出しても差し支えなさそうな 『手紙の書き方』なんて本は捨てて、 僕に、手紙を書いてよ。

1045 君に降り

君に降り注いでいる雨と 僕に降り注いでいる雨は 同じ雨だろうか。 もし同じ雨なら、 僕が傘を差すから この雨の中を一緒に歩こう。 もし、同じ雨なら。

1044 ねぇどう

「ねぇ、どうしてせんそうはおこるの?」 子ねずみが母さんねずみに訊ねました。 「そうねぇ、多分、色々と理由はあるけれど…」 母さんねずみは続けました。 「みんな、大事なものを守りたいからじゃないかしら」 「だいじなもの?」 「そうよ。例えば…神様…

1043 もし世界

もし、世界が宗教を捨てたなら、 自分の宗教こそが一番だという そんな争いはなくなるだろう。 もし、世界が神様を捨てたなら、 自分の神様こそが正しいという そんな争いはなくなるだろう。 もし、世界が宗教を捨てたなら、 もし、世界が神様を捨てたなら、…

1042 貴方なの

貴方なのかもしれない、と、 何度繰り返したのだろう。 いつまで繰り返すのだろう。

1041 夢を叶え

「夢を叶えてしまったら、 追えなくなるから叶えない」 そう言った君を殴りたい。

1040 うずくま

うずくまる僕の目の前に 一本の手が差し出されている。 現実なのか、幻覚なのか。 僕が掴もうと手を伸ばしたら、 この手は空を切るのかもしれない。 はたから人が見ていたら、 きっと笑うのだろう。 それでも。

1039 世界に求

世界に求めてもらえなくても、 君が求めてくれるなら。

1038 自分以外

自分以外の全てが敵だ、 という忘れかけていた感覚を、 今更思い出すなんて。

1037 君は輝い

「君は輝いているから、 僕は眩しくて目を逸らしてしまう」 なんて言わないで。 私は輝けなくてもいいから、 貴方に見詰めていて欲しい。

1036 見えない

見えない物をも掴めそうな、 存在しない物まで探し出せそうな、 そんな気分。 今なら多分届くから、 いない君の手を握り、 消えた夢を追い駆けよう。

1035 勝つとか

勝つとか負けるとか、 どうでもいい事は、 もう二度と言わないで。

1034 子狐が言

子狐が言いました。 「おとうさん、あそびにいこう」 お父さん狐は新聞に目を向けながら答えました。 「お父さんは今、新聞を読んでいるんだよ。 大きな事件が起きたんだ」 「おおきなじけん?」 「ああ、そうだよ」 「おとうさんはいま、あそびたくないの?…

1033 死にたい

死にたいと思うのは勝手だけど、 死んでしまうのは許さない。

1032 コンビニ

コンビニは好きだけど、 コンビニを好きな自分は大嫌い。

1031 どうでも

どうでもいいと思っていた君に どうでもいいと思われて、 僕は傷付く。

1030 もし私に

もし私に手が3本あったなら、 3本目のその手は決して 貴方を放さなかったのに。

1029 やっぱり

やっぱり、 ピアニストには曖昧さはないのかしら。 白と黒しかないのかしら。

1028 人は皆が

人は皆が孤独なら、 こんな僕の孤独だなんて、 ほんの六十億分の一の孤独。

1027 君は僕の

君は僕の太陽で、 僕は君の流れ星。

1026 生きるこ

生きることは 楽しくて、 悲しくて、 嬉しくて、 辛くて、 意味があって なくて、 一つを選ぶことは出来ないけれど、 これだけは確実。 生きることは正しい。 どんな人でも、 何があっても、 生きていく中で 正しくないことが起きたとしても、 生きることは…

1025 待ち合わ

待ち合わせ場所は、 目印が何一つないような 大平原のど真ん中。

1024 幸せなだ

「幸せなだけの人生なんてつまらない」 と君は言うかもしれないけれど、 そんな物が在るのなら、 僕は君にそれをと願う。

1023 君の為の

君の為の僕、君の為の君。

1022 あの時指

あの時、「指輪を買って」と言えば良かった。 「指輪を買って」と言ってしまえば良かった。 お金を渡して、「指輪を買って」と。 自分のお金でも、貴方が選んでくれた指輪なら、 貴方が私の為に選んでくれた指輪なら。

1021 君がロー

君がローマに居るのなら、 全ての道はローマに通ずる。

1020 死ななけ

死ななければ天国へは行けないのなら、 今すぐ死んで、天国に行こう。

1019 伝えたい

伝えたい事がないんじゃなくて、 伝えたい相手が居ないだけ。