2005-01-01から1年間の記事一覧
手の冷たい人は心の温かい人だなんて、 誰が言い出したんだろう? 優しい君の手があたたかい。
深い洞窟の中にも、朝はあるのだろうか。 一日中、夜しかなくて、 夜の中で寝たり起きたりするのだろうか。 だけどやっぱり、夜と闇とは違うから、 闇の中にもきっと朝はある。 闇にも、朝は訪れる。
「今日はクリスマスだから会おう」 「…やだ」 「ホント、お前は可愛くないな」 「…」 そんな事、わかってる。 でも、クリスマスだから会いたいの? 私は、クリスマスじゃなくたって、 会える時には会いたいの。 会いたい時に会いたいの。 だから、今日会おう…
ねぇ、サンタさん。 私に顔がなくても、 キスしてくれる? 私に体がなくても、 抱き締めていい子だねって言ってくれる? 私が居なくても、 靴下にプレゼントを入れてくれる? でも、まずは煙突を作らないと。
物の見事に、 僕の全てが君をすり抜ける。
「おとうさん、あのほしがほしい」 「星?」 「そらでひかってる、いちばんあかるいのがいい」 「輝かない星は、嫌いかい?」 「ほしは、かがやいているものでしょう?」 「輝かない星もあるよ」 「そんなほし、いやだよ」 「地球は嫌いかい?地球も星なんだ…
「月の裏側で会おう」と貴方は言った。 もう二度と会えないの?
戦争は自分の中ですればいい。 越えたい何かと戦ったり 大切な人を守ったり。 戦争をしたがる人は きっと何も持ってはいない。 持たない事をごまかしたくて 戦争をしたいのだろう。 今戦争で死んだとしても 英雄にはなれないんだよ。 必死にならなくても生き…
君の誕生日知らないから、 一年中、毎日毎日君を想って、 「誕生日おめでとう」 って繰り返すよ。
いくら、旅先が非日常でも、 旅先には旅先の人の日常がある。
「誰か」を探している内は、 「君」にたどり着けない。
「私、もう駄目…。死にたい」 「そっか…」 「うん、無理…」 「そっか…」 「…」 「…」 「…」 「…ケーキ、食べる?」 「…うん。苺のが、いい」
自分探しはもうやめよう。 探さなくたって、 君はここにいる。
その手を放しはしないから、 この手を決して放さずにいて。
今日は50%、明日は70%、 そんな風に器用にならなくていいよ。 不器用なまま、 毎日毎日100%で頑張り続ける君が好き。
「悲しい時ほど辛い時ほど、笑ってたいの」 と君が言うから、 君が笑う度、僕の胸はざわつく。
幸せになりたいのなら、 してもらうよりも してあげること。
「どうして悪い子ぶるの?」って、 言ってくれたのは貴方だけでした。
君と僕、 一生違う物を見続けよう。 淋しがる事なんてない。 違う物を見よう。 時には僕が君を、 そして君が僕を。
嫌いをなくすと、 好きもなくなる。
「あんなヤツ、うんと苦しめばいい」 そう言う君が苦しんでいる。 きっと、アイツは苦しまないよ。
「死にたがる僕が、 生のメッセージを伝える事は 可能かな?」 「大丈夫。 メッセージを伝えたがっている君は、 死にたがってはいないから」
勝ち負けとは、 違う所で戦いたい。
頑張らなくてもできる何かを、 頑張って探したい。
にわとりの夫婦に卵が生まれました。 おんどりは嬉しくて嬉しくてたまりません。 おんどりの喜びようを見て、 めんどりも目を細くしました。 おんどりが言いました。 「もうすぐ、父さん母さんになるんだなぁ」 「ええそうね」 めんどりは答えました。 「あ…
どうでもいい、とは思わずに、 「どうでもいいよ」と繰り返す。
無理だから、ではなく、 無理だけど、手に入れたい。
「こんな気持ちじゃ話したくない」 なんて言わないで、 愚痴でも弱音でも構わないから、 私に話し掛けて。
手放しただけで、 千切ったり、 もぎ取ったりした訳ではないから、 もう一度手を繋げるかしら?
たとえ会えなくても、 「会いたい」と 言ってくれたから大丈夫。