来世に生まれ変われたら、 貴方を探して伝えたい。 「前世で貴方が好きだった」

夢の中で君は僕を抱き締めながら、 「これは夢よ」と囁いた。 夢の中でくらい、 夢見させてくれればいいのに。

「いい人よりも好かれる人になりたいの」 と君は言う。 いい人だから好かれる訳ではない。 好かれている人がいい人という訳でもない。

生きる事は素晴らしい、と 信じているし分かっているのに、 感じられないのはどうしてなんだ。

「君の中のいい所だけ集めたら、 君だけの神様になるよ」 貴方はいつも貴方だけの神様を信じてる。 二人で同じ神様を信じる事はできないの？

誰一人、僕を励まさなくても、 誰一人、僕を求めなくても、 昨日の僕だけは今日の僕を後押ししてる。 明日の僕だけは今日の僕に期待をしてる。 頑張る事ができるのは、 昨日でも明日でもなく今日の僕だけ。

いつも両手を広げて君を求めてる。

近付きたい。 その気持ちが全ての原動力。

鍵がなくて出られない鉄格子。 それでもいつか抜け出せる。 形ある物で朽ちない物は何一つないから。 この鉄格子よりも長く生きれば、 私は必ず抜け出せる。

君の「死にたい」は聞き飽きたよ。 素直に「生きたい」って言ってごらん？

地球は丸い、って？ 山はあるし、谷はあるし、 海は絶えず波打っているのに。 それでも地球は丸い、って？ そうだよ。 それと同じように、 君は素敵な人なんだ。

貴方とは居たくない、と泣いた。 貴方とは居られない、と泣いた。 君は考え過ぎなんだ。 理由が欲しいならあげるよ。 欲しい理由をあげるよ。 君の好きに決めればいいさ。 君の好きに決めていいんだ。 どんな理由だって付けられる。 理由なんて、その程度。