2000-08-01から1ヶ月間の記事一覧

0043

「大きな幸せしか見えないの?」 「うん 小さいことは目に入らないんだ」 「……だったらこうして二人でいることは 何の意味も為さないわね」 「どうして?これほど大きな幸せはないよ」 −−−− 物事に対する価値規準は 他の誰かと比較できない 個々が持っている…

0042

「貴方を永遠に愛してる」 君はそう言ったけど僕は永遠なんて信じない 無限は在ったとしても永遠なんて無い 君が居なくなれば君の想いも終わる 「あの木に私の想いを刻むわ 私が死んだ後も貴方への愛が育つ様に」 あの木も何時かは朽ちて往く その時君の想い…

0041

夢が遠くなったら 追いかければいい 今が見えなくなったら 探し出せばいい 声が聞こえなくなったら 耳を澄ませばいい 大切な物を失ったら 作り上げればいい 悔やむ時を 新しい時に変えて行くのがいい −−−− 目の前に広がるのは新しい時 過去が僕を迎え入れる…

0040

全ては背景の為に −−−− 言葉も映画も本も音楽も ただその内容を伝える為に存在している訳じゃなくて 伝えたいのはその奥にある何らかの感情 見えているものがなければ何も成り立たないとしても 感じたいのはその背景

0039

あの頃とは変わってしまった僕 これでよかったのだろうか。 それともあのままの僕でいるべきだったのだろうか 戻ることはできないけれど たまに立ち止まって今の位置を確かめる 振り返って過去の僕に問い掛ける 「僕は真っ直ぐ歩けてる?」 過去の僕は今の僕…

0038

『未来へ』 僕の夢を叶えて −−−− 「未来の自分に 自分の夢を叶えて欲しい 十五才の今では叶えられない夢を」 そう言った十五才の僕に ひとこと言わせてくれるなら 「もう少し時間を下さい」

0037

強い時が多ければ強い人 弱い時が多ければ弱い人 −−−− いつも強い人なんて いつも勝つ人なんていない だから 強い時が多ければ強い人 強い部分を見せている人が強い人 弱い部分を隠すのが巧い人が強い人

0036

『自由』 「好きなことをしなさい」 −−−− 自由は生み出すもの掴むものだ 時には制限の中で もしかすると制限を取り払うことは 自由を奪うことでもあるのかもしれない 与えられた自由は束縛でしかない それとももとから 自由と束縛は同時に存在するものなのか…

0035

『魔法』 「−」イメージ → 「+」 −−−− もともとは「+」のものであるのに 「−」イメージで受け取られている多くの事物 それらを「+」に戻す働きをするのが魔法 『シンデレラ』での魔法は まさしくそれであると思う 継母や義理の姉達からは 「−」として扱わ…

0034

『嘘』 自分を守る為の 重た過ぎる鎧 −−−− 自分を守る為にしてきたこと でもそれ自体が自分を傷付け始める さなぎが殻を破るようにこの鎧を脱ぎ捨てて 僕も蝶になれたらいいのに

0033

『写真』 伝わるのは気持ち −−−− 昨年の冬の寒い日に 空がピンク色に染まっていた とても暖かそうだった その日に限ってカメラを持ち歩いていなかった 後悔してもどうにもならない 天に広がるピンク色の空 この空を写真に収めたら 伝わるのはきっと暖かさだ…

0032

歯車が噛み合うと必要な部品がたくさんできる でも型を間違えると 使い物にならない部品がたくさんできる −−−− 『歯車』 噛み合えば希望に繋がる とは限らない 絶望に繋がることもある −−−− どうあがいても届かないものを 求めること自体が間違いなのだろう…

0031

『ポスト』 中身が大事なんだ −−−− 中身が大事ってよく言われること 分かるけどちょっと分からない だけどポストを見た時に ストンとそれを受け入れられた 中に多くの想い(=手紙)が詰まってる 外見がなかったら成り立たないけれど 外見(=ポスト)はやは…

0030

『お腹』 いつでも僕は腹八分目 −−−− お腹が一杯になると動くのが嫌になる 横になって休みたくなる そのままの現状で充分に満足してしまっているから だけどそれじゃ嫌なんだ いつももっと素敵な場所を願い続ける自分がいい だからいつも少し物足りない そん…

0029

悲しかった とても悲しいことがあった だけど 自分よりももっともっと大きな悲しみを 抱えている人が居るのだと そのことを知っている それ程の悲しみを抱えている人のことを思うと 呼吸さえもままならなかった もっともっともっともっと悲しいって どれくら…

0028

『僕』 湧き水に 憧れている 水溜り −−−− 湧き水になりたい 湧き水のように言葉が次々に溢れてくればいいのに 湧き水だったらどんどん溢れてくる水で 晴れの日も雨の日も綺麗な水を 多くの人達に与え続けることができる でも水溜りでは何も与えられない 晴れ…

0027

『風鈴』 風任せに揺れて人を愉しませる。 自分の意思であろうとそうでなかろうと −−−− 自分は電信柱だと信じ切って その場で風や雨に堪えることが大切なのだと だけど本当は自分は風鈴なのだとしたら じっとして耐え凌ぐことは何の意味も為さない 風鈴は存…

0026

『波紋』 絶対に広がるけど 絶対になくなる −−−− 湖に石を投げ込むと 必ず波紋は広がって行く そして必ずなくなる だけどなくなるからと言って 何の意味もない訳ではない 投げ込んだ石は湖の底に残っている

0025

『タイムマシン』 ドラえもんがくれても要らない 僕はいつでも「今」がいい −−−− いつでもこの瞬間が一番大切 多くの大人が口にする 「今頑張れば将来幸せになれる」と 将来幸せになる為に今があるのか 今の幸せはどこに行くのか いつも「今」を大事にしたい…

0024

小さなことで喜んでいる時の自分が好き −−−− 古文でこういう文章があった 「大したことのない人は 小さいことで喜ぶし小さいことで落ち込む」 この文章を読んだ時 小さいことは気にしない方がいいな と思ったが今は違うと思う 馬鹿でもいいから 小さな幸せを…

0023

溢れることを恐れていては一杯にはならない −−−− 限られた枠の中に自分の気持ちを詰め込む時に 溢れることを恐れてしまって いつでも一歩手前で止めてしまう 確かに多くを詰め込もうとすれば 溢れ出すのかもしれない でも枠の中に残るのは 弱い気持ちに打ち…

0022

頑張れば必ず掴むことができる −−−− 頑張れば必ず掴むことができる 僕はそう思う だけど「頑張れば掴むことができるもの」が 勝利を意味するのなら 僕はそうは言えないし言いたくもない 頑張った人はきっとちゃんと掴めてる 自分への信頼 そして何にも換え難…

0021

『真っ直ぐ』 道幅が50cmの道でも 100mの道でも 真っ直ぐなことには変わりない −−−− 真っ直ぐに進めたらと思うのだけど それはなかなか難しい あちこちにぶつかって たまには反れてみて 他の道への移動を試みたりする でも道幅に制限なんてないから だったら…

0020

「約束守れなかった ごめん」 「……ありがとう」 「?」 「約束、覚えててくれたんだね」 −−−− 約束を破られてしまったら悲しい 大事な約束であればあるほど けれど 相手が忘れていた訳ではなく 何らかの理由で守ることができなかったのだとしたら 結果的には…

0019

『変化』 変化はいつも進行形 −−−− 毎日考え方が変わる 同じ場所に立っているのに 昨日も今日も自分なのに 過去形なら決して立場は変わらない 立場を変えることができるのは 僕が進行形だから 僕にとっての「正しさ」を求めて 今 動き出す

0018

『言訳』 足りなかったのは きっかけだけ −−−− やる気はある それなりの力もある なかったのはきっかけだけ そう言い続けて何年も経った きっかけを待つだけで きっかけは自分で作れなかったのか やる気や力があるなんて全くの嘘 きっかけを作る力さえないく…

0017

『毎日』 寝る時に今日を「巻戻し」 起きたら昨日を「再生」 繰り返し過ぎでテープが擦れたよ きちんとダビングしとかないとね −−−− 毎日毎日同じことの繰り返し 昨日と今日が入れ替わっても 別に何も問題ない 同じ毎日でカセット(=体)は経済的だけど テ…