2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
君に降り注いでいる雨と 僕に降り注いでいる雨は 同じ雨だろうか。 もし同じ雨なら、 僕が傘を差すから この雨の中を一緒に歩こう。 もし、同じ雨なら。
「ねぇ、どうしてせんそうはおこるの?」 子ねずみが母さんねずみに訊ねました。 「そうねぇ、多分、色々と理由はあるけれど…」 母さんねずみは続けました。 「みんな、大事なものを守りたいからじゃないかしら」 「だいじなもの?」 「そうよ。例えば…神様…
もし、世界が宗教を捨てたなら、 自分の宗教こそが一番だという そんな争いはなくなるだろう。 もし、世界が神様を捨てたなら、 自分の神様こそが正しいという そんな争いはなくなるだろう。 もし、世界が宗教を捨てたなら、 もし、世界が神様を捨てたなら、…
貴方なのかもしれない、と、 何度繰り返したのだろう。 いつまで繰り返すのだろう。
「夢を叶えてしまったら、 追えなくなるから叶えない」 そう言った君を殴りたい。
うずくまる僕の目の前に 一本の手が差し出されている。 現実なのか、幻覚なのか。 僕が掴もうと手を伸ばしたら、 この手は空を切るのかもしれない。 はたから人が見ていたら、 きっと笑うのだろう。 それでも。