2002-01-01から1年間の記事一覧

671 あまりに

あまりに多い光の中で、 僕は君を見失う。

670 暗闇の中

暗闇の中で君に会いたい。 いつもの怒ったような顔を見ずに済むから。 たまの笑顔さえも見れなくなるけど、 この手を差し出すから、 握り返して。 怒り顔でも、笑い顔でも、 その温もりだけを信じよう。

669 君の瞳を

君の瞳を見詰めて話そう。 此処には居ない、あの子に向って。

668 この高い

この高い砂山を作っているのは、 壊す為だ。

667 綱渡りの

綱渡りのつもりで 地面を歩いても、 実際とは全然違う。 それと同じ様に、 君と結婚せずに 君との未来を描こうとしても、 うまくは描けない。−−−−だから、結婚しよう。

666 翼が手に

翼が手に入らないのは、 手を捨てる勇気が無いからだ。−−−−飛ぶ為の翼よりも、 書く為の此の手。

665 1から100

1から100を作るのは秀才、 0から1を生み出すのは天才。−−−−100を知っても何1つ作れない君も、 1000を知った時にはきっと1を作る。 誰も見た事の無いような、 1001個目の何か。

664 僕を好か

僕を好かない君だから、 僕には嘘だけ吐いていて。

663 此の夢が

此の夢が、 叶わないだろう夢なら良いと思う。 そうしたら絶対に叶えてみせる。

662 澱んだ此

澱んだ此の水の中から、 世界を見ているから、 世界が汚れて見えるんだ。 綺麗な清流の中に住めば、 きっと世界は輝く。

661 1と100よ

1と100よりも、 0と1がずっと遠い。−−−−才能が生い立ちならば、 俺は駄目だ。

660 きっと何

きっと何処に行っても、 「此処じゃない」 「此処じゃない」と 思い続けるだけだから、 いっそ此処に留まってみよう。−−−−死んだらきっと転生したがる。 どうせ繰り返すだけだから、 今を生きてみよう。 今を生きて見せよう。

659 欲しいの

欲しいのは、 傷付かない為の鎧じゃない。 欲しいのは、 傷が早く治るような強靭な肉体じゃない。 欲しいのは、 血を流しながらも笑えるタフさ。−−−−お前に「馬鹿だ」と言われたい。 「俺は馬鹿だ」と笑いたい。

658 君の沈黙

君の沈黙は、 何よりも強い主張である。

657 失敗した

失敗した人が大きくなる。 世界を広げるのは失敗した人。 誰にも負けないくらい、 たくさん失敗しよう。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−成功して堪るか。

656 つまらな

つまらない、と感じられる人生なら大丈夫。 つまらないのに、 つまらない、と感じなくなってしまってはいけない。−−−−つまらない、が分かる内は抜け出せる。

655 出会った

出会った時には何時も、 別れだけを考える。 生まれて来た瞬間に、 死を思った様に。

654 世界を敵

世界を敵に回してでも、 此の夢を叶えよう。

653 君が死を

君が死を恐れないのは、 死を「終わり」だと思っているから。−−−−死は「始まり」だよ。

652 未来はこ

未来はこれから描かれる。 過去はどんどん飾られる。 現在はただひたすらに、 此処に存在し続ける。−−−−現在が一番弱い。 未来は、 僕をすり抜けた瞬間、 過去になる。 この僕は、現在。

651 危機危険

『危機』危険なチャンス(機会)。

650 君の唯一

君の唯一の長所は あまりにも眩しくて、 数え切れないほどの短所を 掻き消してしまう。

649 飾らなく

飾らなくても自分なら、 飾り立てても自分だろう。−−−−自分以外の物に なれるものなら、なってみろ。

648 これは一

これは一体何なのか。 叫びなのか、 吐息なのか、 涙なのか。 涙は液体とは限らないのか。 見えなくても涙なのか。 流れなくても涙なのか。−−−−君の頬を伝わなくても、 君の涙なのか。

647 見えない

見えない物は、無くならない。−−−−信じる限り。

646 君が僕を

君が僕を好くならば、 僕は君を諦める。

645 嘘を沢山

嘘を沢山積み重ね、 嘘に深みを持たせよう。

644 言葉は尽

言葉は尽きない筈なのに、 僕の言葉は尽きている。 尽きても話せる筈だから、 尽きる事を恐れるな。 過去の言葉で語るから、 過去の心で受け止めて。

643 壁にぶつ

壁にぶつかるのは、進んでいるから。 この壁は、未来。 立ち塞がる未来。 この未来の向こう側に、 もっと遠い未来がある。

642 君が太郎

君が、 「太郎」と呼んでも、 「花子」と呼んでも、 僕は振り向こう。 「メアリー」と呼んでも、 「ジョン」と呼んでも、 僕は振り向こう。 君が言葉を失くしても、 僕は振り向こう。