2001-01-01から1ヶ月間の記事一覧

196 シャボン

『シャボン玉』綺麗だけれど、 消えずに残り続けては、 正直言って、邪魔なんだ。−−−−消えるからこそ、美しく、 無くなるからこそ、愛しい。

195 夢を見て

夢を見ている。 寝ても、覚めても。−−−−目が覚めた瞬間、思うんだ。 昨日見た夢の続きを見よう。 寝ている間に見る夢は択べないけど、 起きている今、僕は、見たい夢を見る。

194 泣けない

泣けない君の分まで、 泣こうと思ったんだ。 だけど、幾等泣いても、 僕の目から溢れ出すのは、僕の涙。−−−−君の涙は、君の中に在る。 君の悲しみも、君の中に在る。 そして、君の中にだけ、 君の喜びと、君の幸せが在る。 全部、同じ君の中に。

193 此の高過

此の高過ぎる壁を目の前にして、 立ち竦んでいる訳じゃない。 何もしていない様に見えるだろう僕だけど、 壁が崩れる日を待っているんだ。−−−−待ち続けるよ、ずっと。

192 ポットお

『ポット』お湯が出るのは、 僕がお湯を入れたから。 誰かがお湯を入れたから。−−−−空っぽの物の中から、 何かを取り出そうとしても、 何も出ては来ない。−−−−電気ポットに進化して、 入れた水を、お湯に変えたいな。

191 眼鏡皆眼

『眼鏡』皆、眼鏡を掛けている。 前向きな人は、 物事が肯定的に見える眼鏡。 臆病な人は、 物事が大きく見える眼鏡。−−−−心の綺麗な君が掛けているのは、 誰よりも澄んでいる眼鏡。 汚い物までも全て見えてしまうから、 傷付き易いけど。 其の分、綺麗な物…

190 僕の弱さ

僕の弱さを守る為に、 僕は強くなる。−−−−守っているのか、隠しているのか。 今、僕の手中に在るのは、 前に進む為の50%の力と、 弱さを隠す為の50%の力。 弱さを曝け出し、隠す事を止め、 100%の力で、僕は前に進みたい。

189 木枝葉を

『木』枝葉を四方八方に伸ばしてる。 欲張りかな。 だけど、光が欲しいんだ。−−−−『僕』手を四方八方に伸ばしてる。 欲張りかな。 だけど、全てが欲しいんだ。−−−−光を得よう、と枝葉が生い茂る程、 光を遮られてしまう部分も多くなる。 邪魔な枝葉を切り落…

188 分かって

分かって呉れて有難う。 「嫌い」でしか表す事の出来ない 僕の「好き」。−−−−素直じゃなくて、本当にごめん。

187 実だけじ

実だけじゃなくて、 種まで食べてしまっていたんだ。 種を蒔けば、 また、実がなる、とは知らずに。−−−−僕は、今までどれだけの種を、 無駄にして来たんだろう。

186 空は何時

空が何時も青空だったら、 きっと僕は、 此れほど好きにはならなかった。 青空ばかりじゃ、 何だか信用できないよ。 色々な表情を見せて呉れる空だから、 僕は惹かれてしまうんだ。−−−−笑ってる君と同じ位、 泣いている君が好き。

185 上を見れ

上を見れば限が無いけど、 今も僕は、ちゃんと幸せ。−−−−本当は幸せな人でも、 気付いてなければ、幸せじゃないし、 全然幸せじゃない人でも、 明日への希望を見出せていれば、幸せ。 僕の一番の幸せは、 自分は幸せだ、と思えている事。

184 君は磨き

君は、磨き抜かれた鏡。 綺麗過ぎる君だから、 汚い僕を、有りの侭に映し出す。 僕は、其れに絶えられない。 二度と、君には近付かない。−−−−君には、また会いたいけれど、 こんな自分は見たくない。

183 卵今は転

『卵』今は、転がるしか能の無い僕だけど、 此の殻を破って、 何時か、大空へ羽ばたく。−−−−お願い、僕を暖めて。 殻は、自分で破るから。

182 命が100

命が100年限りなら、 0,0 1万年、一緒に居よう。 0,00000 1億年、一緒に居よう。−−−− 36525日、 一緒に居よう。 876600時間、一緒に居よう。 52596000分、 一緒に居よう。 3155760000秒、 一緒に居よう。−−−−どんなに捻った言い方でも、伝わらなくちゃ意味が…

181 到底足跡

到底、足跡等残らない様な、 整えられた道に、足跡が残ってた。 足跡を残そう、と、 力を入れて踏み締めたんだろう。 一歩一歩。−−−−僕も、此れからは、足跡を残そう。

180 足跡整っ

『足跡』整った道ばかり歩いていては、残らないよ。−−−−歩き易い道は、足跡の残り難い道。 何処かの誰かが、踏み締めてくれた道。 歩き難い道は、足跡の残り易い道。 僕が、切り開く道。

179 足跡誰も

『足跡』誰もが無意識に、自分の足跡を残す。 残したい足跡も、残したくない足跡も。−−−−足跡は、残そう、と思って、残す物ではない。 ふと立ち止まって、ふと振り返って、 其の時、初めて気付く物だから。 其の時、初めて気付く足跡。 今まで築いて来た全て…

178 玄関を出

玄関を出ると、広がる雪景色。 綺麗で、本当に綺麗で。 踏み締めて壊したくない、 て、そう思ったんだよ。 だけど、 此処を通らずには、 何処にも行けないから、 僕は、何時も通り、駅へと向かうんだ。−−−−何かを壊さずには得られない物が、山程在る。

177 腕時計何

『腕時計』何時も、時間に縛られている、僕の左腕。−−−−腕時計を目にする度に、 時間に縛られている、と感じてた。 時計を使わない生活をしたい、と思ってた。 だけど、 僕が間違ってたね。 腕時計をするのは、時間に縛られる為じゃない。 僕が、時間を使う…

176 夢なんて

「夢なんて、所詮叶わない」。 誰でも、そう思った事が在るのだと思う。 其れでも、人は、自分なりの形の夢を追い求める。 叶わないと思いながら、夢を追う等と云う事は、 在り得るのだろうか。 きっと、 叶わない夢が在る事を知っているのと同じだけ、 叶う…

175 無理に決

「無理に決まってる」 「だけど、若しかしたら……」 「諦めた方が賢明だ」 「此処で止めたら何時か後悔する」 夢を捨てる事と、夢へ進む事。 一日の間に、何度も繰り返し考えて来た。−−−−もう此れ以上、 途切れる夢は見ない、と決めた。

174 ベンチに

ベンチに座って、「幸せ」を待てなくて、 自分から、迎えに行くんだ。 擦れ違うかもしれないけど、 早く会えるかもしれないから。−−−−「幸せ」が躓いて、道端で蹲っていたら、 僕が、助けてあげる。

173 今捨てら

今、捨てられている全ての物は、 過去には誰かの夢だった。 其の夢が積み重なって、ゴミの山が出来ている。 次の世代の肥しとなるゴミも在るだろう。 只、邪魔な存在でしかないゴミも在るだろう。−−−−僕の夢は、何時か、誰かの力になれるかな。

172 まだ持っ

「まだ持ってたの?」 て、僕に会う度、君は言うけど。 多分、僕は、一生捨てない。−−−−他の人は捨ててしまうような物を、 自分だけが持ち続けていて、 しかも、凄く大事にしていて。 捨ててしまった方が良いのかな。 其の方が、楽になれるのかな。 だけど、…

171 何時も躓

何時も、躓く事を恐れてばかりいて、 足元だけを見詰めてる。 だけど、此れからは、 前を見据えて進んで行きたい、と思うんだ。 躓く事を恐れずに。−−−−今までは、足元にばかり気を取られて、 看板に頭をぶつける毎日。

170 強くなく

強くなくても、ツヨク在りたい。−−−−大切な人が誰かに傷付けられた時、 其の相手と戦う事は強さ。 大切な人の傍で支えになる事も強さ。 遠くから見守り続ける事も強さ。 強さの形は一つじゃない。 僕は強く在りたい。 若しくは、ツヨク在りたい。

169 日記を書

日記を書く為に、何かをしよう。 昨日とは違う今日を生きよう。 そう、決めたんだ。−−−−何かをしたから日記を書いて残す、のではなく、 日記を書いて残す為に何かをする。 不純かもしれないけれど、 其れでも良い、と僕は思う。 其のお蔭で、一瞬一瞬が輝く…

168 夢を持っ

夢を持っていなければ、 叶える事は不可能だから。 なりたい、と思う気持ちが第一歩。−−−−一歩を踏み出さない限り、 永遠に二歩目は無い。 一歩進まなきゃ、二歩は進めない。 二歩進まなきゃ、三歩は進めない。

167 凧此の糸

『凧』此の糸を引き千切って、自由になりたい。−−−−だけど、糸から離れると、 もう、僕は、飛び続ける事が出来なくなる。 バランスを保てなくなって、 地上に叩き付けられてしまう。 僕は、此の大空を、ずっと飛び続けたいから、 糸に繋がれた侭で良い。 糸…