2007-01-01から1年間の記事一覧
僕は嘘吐きだけど 同じくらいに正直者だ。 小さい嘘はたくさん吐くくせに 大きい嘘はひとつも吐けない。 君のことが知りたい。 君のことが、知りたい。
私の歌はいつだって 貴方にだけ届かない歌。
どんな顔の人が好きかなんて訊かれても わからないとしか答えようがない。 顔しかない人なんて、いないもの。
歳の数だけ食べる節分の豆。 歳を重ねる程に 食べきることが辛くなるのは 歳を重ねる程に 福を掴むことが難しくなるからなのか。
目標のない人の方が 欲望が強いんじゃないかな。
鳥は手を繋ぎ合っていては飛べない。 だから私は貴方の手を放したのよ。 私は鳥じゃないくせに。
気持ちなんて 見えないのに 明るくなったり暗くなったり 形もないのに 大きくなったり小さくなったり 重くなったり軽くなったり あまりに面倒臭いから 気持ちなんて存在しないと 僕は自分に言い聞かせる。
右腕に右耳を押し付けて横になる。 自分の血液の流れる音がする。 ドクドクドクドク ザッザッザッザッ 繰り返す。繰り返す。 言葉をかわす相手が欲しい。
好かれたいのと 嫌われたくないのは違う。 私は貴方に 好かれたいのかしら。 それとも 嫌われたくないだけかしら。
私のことを知って。 まず、私のことを知って。 私の駄目な所を。 私の汚い所を。 私のずるい所を。 その後で、私を好きになって。 その後で。 なんて馬鹿なことを。
「僕のせいで泣かないでくれ」と貴方は言う。 だけど私の中には貴方に起因しない涙はないの。 貴方がいることに 貴方がいないことに起因して 私の涙は流れるの。
快晴でも 曇り空でも 雨でも 雪でも いつも同じ気持ちでいたい。 いつも同じ自分でいたい。 雨でも たとえ、槍が降っても。
歌えなくなったら、愛されなくなる と思っていた。 だから、歌えなくなってしまっても 歌えるふりをして愛されたかった。 だけど、 あんな歌が歌えるからといって愛される訳がない。 あんな歌が歌えないからといって愛されない訳がない。
運転中、2m隣にいつも死がある。 中央分離帯のない道路の中央にあるのは 人の良心だけだ。 おそらくその多くは無意識の良心。 1日に何台の車とすれちがうのだろう。 1日に何回、死とすれちがうのだろう。
私には貴方に与えてあげる物がないから 何一つないから だから私も貴方に求めないわ。 そう言えたなら。 何一つ求めずに、ただ、与えていられたなら。
自分が淋しい時だけ 自分が悲しい時だけ かまって欲しい、と思う。 正しくない感情だとわかっているから 代償に自分が求められると困るから そう言わない。そう言えない。 かまってよ、かまってよ、かまってよ。
『日々。』 今日という日をどう残そうかと そんなことばかりを考えているから 何も書けなくなるんだ言えなくなるんだ。 今日が残らなくてもいいじゃないか。 輝かなくてもいいじゃないか。 こんなくだらない一日でさえ なかったならば日々にはならない。 今…
心をぶれさせない為に、 ひたすら仕事をしてみよう。 ただただ仕事をしていたら、 悩みがなくなり、 迷いがなくなり、 そうして、「僕」がなくなった。