221 真っ白な

真っ白な君だから、
此れから何色にでも染まれるんだね。


桃色でも、空色でも、草色でも。


君が「誰か」に会うのが怖い。
君が望まない色に、
「誰か」が君を染めるのが怖い。


君は君の侭で居て。

−−−−

多くの色に染まって、
変わって行くかもしれないけれど。


君自身が選んだ色ならば、
君は君にしかならない。
君は君にしかなれない。