774 疲れ切っ

疲れ切って僕が言った、
「頭の回線が5つくらい切れてる気がする」。
そうしたら君は笑って言った、
「5つ以上もあったのね」。


ああ、そうだな。
こんな僕に5つ以上も回線があっただなんて多過ぎる。
複雑に生きても、いい事なんて別にないのに。


じゃあもう少し、自分から回線を切って、
もっとシンプルに生きてみようか。

−−−−

君に伝える為に用意した御託なんて捨てて、
ただこれからは君を抱き締めよう。