0070

好きだったのは貴方の強さ。
見たかったのは貴方の弱さ。


−−−−


弱音を吐くのは、
慰めて欲しいから。
頑張れ、て言って欲しいから。
頑張らなくて良いよ、て言って欲しいから。
大切だ、と思って欲しいから。


そう考えると、
弱音を吐くなんて格好悪い、と思ってしまう。


だけど、君に弱音を吐かれるのは嬉しい。
信頼されてる、て思えるから。


強い君の弱さを知ってる、
唯一の人に、なれた気がして。