「悲しくなったら、 辛くなったら、 泣きたくなったら、 僕に電話をしておいで」 「うん、するわ」 と君が応えてから僕は願い続けてる。 君が悲しくなるように、 辛くなるように、 泣きたくなるように、 君の不幸を祈ってる。−−−−うそだよ。 …ほんの一瞬、だ…

泣きたくないのに涙が出るなら、 もう水を飲まなければいい。 一滴も飲まなければいい。−−−−枯れてしまえば、いい。

陰で不満を言う人になってはいけないよ。 どうせなるのなら、 陰で不満を聞いてあげる人になりなさい。

「煙草は弱さの象徴なんだ」 と私が子どもの頃、 ある人がそう言いながら 私の目の前で煙草を吹かした。 その時の私は、 目の前でどんどん弱くなっていくその人を ただただ見続けた。 吐き出された煙が かすかに残っていた強さのようで、 吐き出さなければ強…

プライドが崩れる事を どうして恐れる？ そうせ、大したプライドも無いくせに。−−−−こんなプライド崩れても、 またすぐ簡単にきっと築ける。

勝ち負けにこだわるのは、 負けている人。−−−−負けていると思っている人。

もし、僕がアメリカ人だったら、 もし、ここがアメリカだったら、 もし、この右手に拳銃があったら、 自分の右のこめかみに銃口を当てて撃ち抜いている。 そんな想像を繰り返してる。 何度も何度も何度も何度も。 それでも、 僕は日本人で、 ここは日本で、 …

青い空、 白い雲。 白い空、 黒い雲。 黒い空、 灰色の雲。 灰色の空。

下書きが出来ている絵の 着色が楽であるように、 計画が出来ている人生を 生きるのは楽だろうか。−−−−まさかまさか。

飛ぶ為の空で、 泳ぐ為の海で、 渡る為の川で、 登る為の山ならば、 出会う為の君だ。

戦場に花なんか咲かなくていいのに。 戦場に花なんか咲かなければいいのに。 荒らされてしまうだけだから、 枯らされてしまうだけだから、 戦場に花なんか咲かなければいいのに。 戦場に花が在ればいいのに。 戦場に花が咲けばいいのに。 戦う人の心を和ませ…

競争しよう。 どこまで遠くに行けるか。 競争しよう。 今この場所から どこまで遠くに行けるのか。 君は足を使えばいい。 車を使えばいい、 飛行機を使えばいい。 僕はこの想像力だけで 君に挑もう。

世界は「正しい」方向に進んでいる。 ただし、「正しさ」が正義とは限らない。

もしも、世界が君に向かって走り出したら、 僕が世界よりも早く君を捕まえよう。

「英雄になりたいのなら、 簡単な方法があるよ」 「何？」 「若くして死ねばいい」 「じゃあ、僕はもうなれないな」−−−−それは良かった。

「気持ちは変わる物だから、 全ての言動に責任を取る必要は無いよ」 「うん」 「その上で、一つ言わせてもらいたい」 「なぁに？」 「君が好きだ」

あの子は子供だけれど、 決して大人ぶらない所は 大人なんじゃないかな。−−−−子供ぶっても、君は大人だ。

大切な物が増える事で、 強くなれる場合と 弱くなってしまう場合がある。 増えて弱くなってしまう種類の大切な物は、 きっと何かが間違えている。 内容が、方向が。 君と居ると僕は弱くなる。−−−−何を間違えている？

曇りより雨より雪より 他のどんな天気よりも、 晴れの日が一番多い。

最大の敵と最大の味方は、同じ人。

掛ける前に、 君に訊きたい事がある。 君に話し掛けていいですか。 君に話し掛けてもいいですか。

君は僕に会いたいと言う。 会いたい、会いたい、会いたいと言う。 会っている今でさえ。

泣くな、とは言わないけれど、 どうせ泣くなら、強かに泣け。

「どうしようもない時 車の中でベースの効いた曲を掛けて、 母さんのお腹の中ってこんな感じかな、 なんて思ってるんだよ。 病んでるだろ？」 「私、ベースの効いた曲をラジカセで掛けて、 そのラジカセを抱いて寝た事があるよ」

母さんが僕を産んだ時、 母さんは僕に地球をくれた。

煙草を吸って、 吐き出しているのは ただの煙じゃない。 この煙は、 言葉にならない言葉。 言葉になれない言葉。 君に聞いて欲しいのに、 聞かせる事が出来ないから、 見て欲しい。 そこで、見て居てよ。 独りで吸う煙草は物足りない。 独りで呟く愚痴では心…

君を求めていると言ったら、 それは嘘になる。−−−−君を求めていないと言ったら、 それは大嘘になる。

上り坂の別名は下り坂。−−−−下り坂の別名は上り坂。

「自分のこの八重歯が嫌いなの」 初めて会った時にそう言った君の その八重歯が僕のお気に入り。−−−−欠点は、隠した瞬間に弱点になる。 曝け出してしまえば、弱点にはならない。

「小鳥はなぜか、日の出と日没に鳴きます。なぜでしょう。」−−−− −−−−太陽と、出逢いの挨拶・別れの挨拶をしているからだよ。 うのより。−−−−ヤンキチです。 自然の摂理というものでしゃないでしょうか。 といっても簡単にそうしゃべれるものなのだろうか・…